日経平均、日足十字足【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
目次

日足の窓埋め幻のSQ値否定

昨日の東京株式市場は買い先行スタートで、4月限オプションの「幻のSQ値」を否定。上値は2万8599円まであり、3月9日~10日に残していた日足の窓を埋めました。

過熱感ないが日柄調整必要

25日騰落レシオは104.2%、25日線乖離も+2.8%程度なので過熱感はありません。ただし、ボリンジャーバンドを見るとプラス2σ(2万8540円)に達していることから、押し目を作るか横ばいを数日続ける日柄調整は必要でしょう。当面はプラス2σとプラス1σ(2万8125円)での調整が理想です。

下放れた場合25日線あたりまで急落も

日経平均は7日続伸となりましたが、日足ローソク足は十字足に近い型となりました。本日、仮に下放れた場合は25日線(2万7700円近辺)あたりまで急落もあり得ますので、寄り付き値には関心を払う必要があるでしょう。

日銀会合ニュースで大きく動く可能性

さて、来週末28日(金)に植田新日銀の金融政策決定会合が開催されます。初回会合ですので、今後、観測記事やトバシ記事が出てくると思われます。就任記者会見の発言などを見ると、当面現状維持が話し合われるものと思われますが、黒田日銀の運営をそのまま引き継ぐのか、多少の変更事項が話し合われるのか、そのあたりを探るニュースでマーケットが大きく動く可能性があることは考えておかけばならないでしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄

限定銘柄情報が満載!「株式市場新聞 公式メールマガジン」

購読会員限定コンテンツ

Pocket

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次