今週のスケジュール【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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小幅に続伸

本日の東京株式市場は小幅に続伸しました。寄り前の8時50分に日銀短観が発表されました。大企業製造業の業況判断指数(DI)は13と市場予想の11を上回りました(3月調査は11でした)。一方、大企業非製造業のDIは33と市場予想と一致しました(3月調査は34でした)。

一気に上げるには材料不足

日銀短観発表直後に日経平均先物が急上昇したことで、寄り付きの東京市場は買い先行スタートとなりました。しかし、日経平均の4万円が視野に入りだすと利食い売りが出てきました。先週から3か月続いた三角持ち合いを上放れましたが、一気に上げるには材料不足ということでしょう。

今週のスケジュールを確認

さて、今週のスケジュールを確認しましょう。まず、今晩23時に発表される米6月のISM製造業景況指数に注目です。明日以降のスケジュールは以下の通りです。
2日(火)日本 6月のマネタリーベース
日本 6月の国内ユニクロ既存店売上高
欧州 6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP、速報値)
米国 5月の米雇用動態調査(JOLTS)
米国 連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が討議に参加
3日(水)日本 新紙幣(千円札、五千円札、一万円札)発行
中国 6月の財新中国非製造業PMI
米国 6月のADP雇用報告
米国 週間の新規失業保険申請件数
米国 6月のISMサービス業景況感指数
米国 5月の米製造業受注
米国 FOMC議事要旨(6月11~12日開催分)
米国 独立記念日の前日で株式・債券市場が短縮取引
4日(木) 英国 総選挙
米国 独立記念日の祝日で全市場休場
5日(金)日本 5月の家計調査
日本 5月の景気動向指数速報値
米国 6月の米雇用統計
7日(日)フランス総選挙の決戦投票

安川電機の決算に注目

また、今週から2月決算企業の第1四半期決算発表が本格化します。2月決算企業は食品や小売り企業が多いため、個人消費を確認する上で注目となります。また、ハイテク企業の先行きを占う意味では5日(金)の安川電機の決算に注目があつまることになるでしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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