星回り悪かった4~6月通過し上値指向戻る
本日の東京株式市場は3日続伸となりました。日経平均は終値ベースで3月29日以来の4万円台を回復し、TOPIXはバブルの天井である1989年12月の2886.50円が視界に入ってきました。星回りの悪かった4~6月を通過したことで上値指向が戻ってきました。
ETF分配金捻出売りに下落するなら買い場
今月の東京市場は日柄変化日がないために、このまま上昇トレンドが続いてくれればと思いますが、来週は指数連動のETFの分配金捻出の売りが出てくるため、週後半は一旦上昇が落ち着くかもしれません。野村証券調べでは分配金捻出は7月8日に約5100億円、10日に8000億円との試算。仮に下落するならば、買い場と考えるべきでしょう。
8月は異例の月間3回の日柄変化日到来
ここで少し先のお話をすると、今年の8月は異例の月間3回の日柄変化日が到来します。8月2日~5日、16日~19日、そして8月30日~9月2日です。ここで一気に年初来来高値を伺う展開になるか、逆に3万6000円台へ急落するかが注目です。
水星逆行も今の流れなら強気維持
8月のイベントは7月26日~8月11日のパリオリンピック、8月5日~29日の水星逆行、8月22日~24日のジャクソンホール会議などがあります。前回の4月2日~25日の水星逆行時は日経平均が3万6733円まで急落となりましたが、毎回逆行時に下がる訳ではありませんので、今の流れなら強気維持で対処したいところです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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