米大統領選挙・確トラ【転ばぬ先のテクニカル】

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「トランプ銘柄」注目を集める

3連休明けの東京株式市場は反発しました。この週末に起きたトランプ前大統領暗殺未遂事件。シークレットサービスに警護されステージから降りる際、拳を空に向かって突き上げたトランプ氏。その背中には真っ青な空に星条旗が翻っています。このことで、「もしトラ」、「ほぼトラ」から「確トラ」に変わる支持率の急上昇。次の米国大統領はトランプ氏の返り咲きで決まりでしょう。こうなると市場は、「トランプ銘柄」が注目を集めることになります。

富裕層や企業には恩恵

2016年のトランプ大統領就任後のNY市場を振り返ると、メキシコの壁、関税強化による保護主義が挙げられることから米国のグローバル企業にとっては逆風です。また、FRBの利上げ批判が目立ったことからインフレ圧力が高まることになりそうです。一方、企業や個人に対する減税を公約としており、富裕層や企業には恩恵をもたらすでしょう。

電気自動車導入は遅れるかも

一方、今回の銃撃事件直後にイーロン・マスク氏はトランプ支持を宣言し、トランプ氏を支持する政治団体に毎月4500万ドル(約71億円)を献金する意向をしめしましたが、規制緩和に積極的なトランプ氏は、バイデン大統領が行ってきた地球温暖化対策は破棄される可能性があり、アメリカにおける電気自動車の導入は大きく遅れるかもしれません。

トランプ銘柄と言われているのは

因みにトランプ銘柄と言われているのは防衛関連銘柄、インフラ整備・インフラ輸出・建設機械関連銘柄、円高メリット株、石油・化石燃料関連銘柄、パイプライン関連銘柄などが挙げられます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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