自民党総裁選とマーケット【転ばぬ先のテクニカル】

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岸田総理総裁選不出馬とNZ利下げ

お盆週間ですが、色んなことが起こります。岸田総理が総裁選不出馬を表明。そしてニュージーランド中銀が政策金利据え置き予想に対し0.25%の利下げを決定。これらのニュースが間髪入れずに発表されたことで、マーケットは一時的に揺れました。

そろそろリバウンド終盤

さて、今朝の東京株式市場は3日続伸スタートとなりましたが、上述のニュースによりその後、戻り売りに押されました。日経平均は買い先行スタートで一時、前日比451円高の3万6683円高値までありました。先週月曜日の4451円もの暴落を昨日取り戻し、投資家心理は強気に傾きやすい局面ですが、本日の高値は7月11日高値(4万2426円)から8月5日安値(3万1156円)の下げ幅の半値戻し水準(3万6791円)にほぼ到達したことで、私はそろそろリバウンド終盤を迎えていると考えています。

「陽の陽孕み」で「赤三兵」ではない

一部のアナリストの中には、8月6日以降、3日間連続で日足が陽線となったことで、「赤三兵」の買いシグナルが点灯したため底入れだといった意見があるようです。しかし、「赤三兵」は3日連続で高値更新した場合に限られます。今回の場合は3日目の陽線は2日目の陽線の上下幅の中での小さな陽線形成であり、これは「陽の陽孕み」であって「赤三兵」ではありません。そのため、底入れではなく、あくまでも大きな下落に対する自立反発と考えるべきでしょう。

ドル円のリバウンドは上値の重さ

この数年間の日経平均の上昇は円安歩調に合わせてきた推移が見て取れます。そのドル円は7月3日の162円から8月5日には141.66円まで急激な円高となりました。その後のリバウンドでは12日に148.22円までありましたが、このリバウンドは1/3戻しの148.44円に接近したに過ぎません。日経平均のリバウンド率とはほど遠く、上値の重さが感じられます。

3年前の総裁選は上昇のあと急落

岸田総理が総裁選不出馬を発表したことで、今後、永田町の動きを注視せねばなりません。3年前の総裁選を振り返ると、当時の菅総理が総裁選不出馬を発表すると株価は上昇していきました。しかし、9月末に新総裁が決まると岸田ショックと言われる急落が起こりました。

急激な円高と株安に変化見いだせるか

今回の本命は誰になるのでしょうか。株価にとってプラスになりそうなのはサナエノミクスの高市早苗氏の名前が浮かびますが、他の候補だと何も変わらない期待薄のように感じます。直近の急激な円高と株安に変化を見いだせるのかどうかが次の総裁に掛かっていると思いますので目が離せません。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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