GDP予想上回り4日続伸
本日の東京株式市場は4日続伸となりました。日経平均は一時3万6885円高値まであり、7月高値からの下げ幅の半値戻し水準(3万6791)に到達。14日のシカゴの日経平均先物は3万6275円でしたので、寄り付きは小安くスタートしましたが、寄り付き前に発表された4~6月期のGDPが市場予想(2.1%)を大きく上回る3.1%成長となったことで押し目買いが入ったようです。
上値追いする場合は200日線がターゲット
明日16日~19日に8月2回目の変化日を迎えるために、8月5日以降のリバウンドはソロソロ終焉だと思われますが、更に上値追いする場合は3万6957円に走る200日線が次のターゲットとなりましょう。
信用買い残高1週間で9086億円減少
ところで、昨日の引け後に先週末9日現在の信用取引の残高が発表されました。それによると買い残高が1週間で9086億円減少し3兆9634億円だったことが分かりました。5日に日経平均が4451円もの急落となり、担保不足などによる投げ売りが出て、その後のリバウンド局面でも戻り売りで対処されたことが伺えます。
大きな痛手も更に整理進むこと望まれる
5兆円規模まで買い残が膨らんでいただけに、個人投資家には大きな痛手となりました。1兆円弱減りましたが、それでもまだ4兆円弱の買い残が残っています。まだまだ高水準であり、更に整理が進むことが望まれます。
決算好調でPERはまだ割安
それと第1四半期の決算発表がほぼ通過いたしました。決算は非常に好調だったようで、日経平均採用銘柄の一株利益(EPS)は2350円程度から2430円程度に上昇しました。日経平均が最高値を更新した7月11日のPERは17.58倍でした。その後の急落安値をつけた8月5日には13.01倍に低下しました。足元は15倍に回復した程度であり、まだ割安圏であると考えられます。
ここからは需給と日柄が相場を左右
ただ、私はこのリバウンドが終焉すると二番底形成へ向かう確率が7割程度あると考えています。ここからは需給と日柄が相場を左右することになるでしょう。戻り売り圧力がどこで強まり押し戻されるのか。そして明日からの日柄変化日からどういったトレンドを形成するのか。今はこの2つの点を観察しながら次の買い場を探すことになります。
戻り売りとヘッジ売り必要な局面
因みに筆者は今日、担当顧客に直近下げ幅の61.8%戻しが限界だろうと9820円と9950円で三井住友FGの空売りを勧めました。これが吉と出るか凶とでるか分かりませんが、私は足元、戻り売りとヘッジ売りが必要な局面と考えております。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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