高市トレード分が剥げる【転ばぬ先のテクニカル】

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高市トレード上昇の反動大きい

本日の東京株式市場は3日ぶりに反落しました。自民党総裁選で石破氏が勝利したことで、市場では石破ショックと言われています。しかし、先週木曜日~金曜日に高市氏期待、高市氏有利とした高市トレードで1950円程度上昇していましたので、その上げが巻き戻され剥げただけの反応で、この値幅以上に値下がりしたところが石破ショック分と言えると思います。1970年以降の自民党総裁選において、新総裁初日の取引で日経平均が上昇したのは16回、下落したのが18回です。18回の平均下落率は1.1%程度でしたので、高市トレード上昇の反動が大きかったということでしょう。

株安・円高による総選挙では自民党に勝ち目ない

本日は高市トレード分程度の下落で済んでいますが、明日以降下落するならば、それは石破氏の金融所得課税に意識が向くということでしょう。岸田政権発足時も増税眼鏡が要因で株価を押し下げた結果、取り下げられました。石破総裁は早期の解散・総選挙を行うとしており、来月9日解散、27日投開票という最短コースになりそうですが、株安・円高による総選挙では自民党に勝ち目がありませんので、今後、増税などに関するリップサービスが行われると思われます。

政権発足直後の支持率どの程度になるか

何故ならば今回の石破政権の布陣を見ると刷新感がないからです。今朝の日経新聞には石破政権入閣が固まった候補者が載っていましたが、筆者はこれで総選挙に勝利できるのか?と疑ってしまいました。毎日新聞が週末2日間に行った全国世論調査では、石破氏に期待すると答えた人は52%ということですが、政権発足直後の支持率がどの程度になるかが気になるところです。菅政権の当初支持率は70%超、岸田政権も59%ありましたが、通常の内閣は発足時の支持率が最も高く、時間の経過とともに悪化していくもので、そのため支持率が高い時期に早期の解散、総選挙に打って出るということ。

衆議院議席どれだけ確保できるのか

現在、衆議院の定数は465議席で自民党は258議席を占めています。全常任委員会で委員の過半数を確保し、委員長を独占できる絶対過半数(261議席)を割り込んでいます、議席を落として現状の安定多数(244議席)=<全常任委員会で委員の半数を確保し委員長を独占できる>を維持できるのか、過半数(233議席)=<法案の可決に必要>などに減少する可能性はないのかなど、今後はそれらの情勢も見ていかねばならないのかなと思っています。

総裁選では裏金問題が尾を引く

今回の総裁選で裏金問題はオシマイとは言い切れないところが尾を引きそうに思います。

日々勇太朗

 

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