危機はチャンス【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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3日続落しターゲットプライス一気に割り込む

本日の東京株式市場は3日続落となりました。日経平均は一時、前日比2660円安の5万3618円安値まであり、昨日提示したターゲットプライス(5万4931円)を一気に割り込みました。当欄ではTOPIXが9連騰後は概ね9%~20%の下落局面が訪れると何度かお伝えしてきましたが、2月26日の最高値からわずか4営業日で9.6%下落と最小調整下落率を達成してきました。

或る意味、指数の下落は想定通り

相場格言に「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、陶酔の中で消えていく」というものがありますが、高市内閣が発足の昨年10月21日から先月26日まで先行き期待先行の陶酔の中で日経平均が1万円幅上昇し、筆者は先月半ばからテクニカル要因で何度も警鐘を鳴らしてきました。下落要因が米国とイスラエルによるイラン攻撃とは思いもしませんでしたが、或る意味、指数の下落は想定通りの展開です。

米中首脳会談へ向け代替戦争の意味合い?

1月3日、米国はベネズエラを攻撃し、マドゥロ大統領を拘束しました。そして今回はイランを攻撃中。この共通点は原油です。ベネズエラの原油輸出量の約半分を中国が購入しており、また、イランの原油輸出量の80%を中国が購入(エネルギー企業Kpler2025年)しています。今月31日~4月2日に米中首脳会談が予定されていますが、レアアースの輸出規制や合成麻薬フェンタニル問題、また、トランプ支持基盤の農家からの大豆購入などを促すための代替戦争の意味合いがあるのかなと思います。

日経平均の下値支持線は

さて、日経平均の下値支持線として考えられるのは、移動平均線からは13週線の走る5万3531円、75日線の走る5万2610円、26週線の走る5万935円などがポイントです。長いチャートでみた場合、昨年4月安値から先月の最高値までの上昇幅の2/3押しにあたる4万9975円、38.2%押しにあたる4万8610円なども挙げられます。

昨年4月7日、11月19日に次ぐ買い場到来

どこまで落ちて底打ちするのか分かりませんが、まずは短期25日線とのマイナス乖離に注意しながら逆張り指標で判断したいと思います。いずれにしても待ちに待った急落局面です。日経平均は概ね年2回、買い場が訪れます。昨年4月7日、11月19日に次ぐ買い場が到来と考えます。

余裕を持って高配当銘柄を中心に狙う

当欄を読まれている賢明な投資家の皆様は2月相場で現金化し、足元の急落を冷静に見ておられることでしょう。今月は決算月でもあり、ここより落ち着き加減を見ながら余裕を持って高配当銘柄を中心に狙っていただきたい局面です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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