NYダウに陰線包み足【転ばぬ先のテクニカル】

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値嵩半導体関連が日経平均押し下げ5日振り反落

本日の東京株式市場は5日振りに反落しました。15日のNY市場では米政府がAI向け半導体の輸出規制を検討していると伝わったことと、オランダの半導体製造装置大手ASMLホールディングスが決算発表で、受注額が市場予想の半分近い水準ということで業績予想を下方修正したことから株価が急落しました。そのため東京市場では値嵩半導体関連銘柄のレーザーテックが13%程度、東京エレクトロンも10%程度急落したことで日経平均を押し下げました。

日足はアイランドリバーサルという売りの型

日経平均の推移を見ると、今年3月に初の4万円乗せとなり、その後、調整局面を経て7月に4万2000円台と最高値を更新後、8月初旬の急落から徐々に回復軌道となり昨日再度4万円台乗せとなりました。ただ、昨日までの4連騰では日足ローソク足が全て陰線形成となり戻り売りに押されてきました。本日は急落していますが、昨日の上髭陰線の左右には日足の窓を空けておりアイランドリバーサルという売りの型。ここで戻り天井打ちとなった場合、3月、7月、10月の高値で三尊天井形成となった可能性があります。

過熱感冷ます下落と考えるのが普通

ただし、三尊天井形成が確定するのは8月急落安値の3万1156円割れが必要で、そこまでは距離があるために、ここで大声で天井打ちだと言う訳にはいきません。相場自体が崩れた訳ではなく、単なる押し目形成の可能性のほうが高いため、過熱感(25日線乖離5%超やサイコロジカルライン9勝3敗など)を冷ます下落と考えるのが普通です。

半導体株の崩れは要注意でTSMC決算に注目

ただ、折角立ち上がりだした半導体株が崩れたことは要注意です。日経平均寄与度が高い銘柄群のため、このセクターの低迷は避けて欲しいところで、明日のTSMCの決算発表に注目が集まることになりましょう。

今晩以降のNY市場の動向には注意

NY市場に目を移すと、15日の下落でNYダウが最高値で陰線包み足となりました。NYダウは昨年10月第4週安値から今年4月第3週安値までが26週で、その安値から先週高値までも26週という対等日柄を経過したところでの包み足。ナスダックも陰線包み足に近い足となっており警戒警報が発令されました。今晩以降のNY市場の動向には注意が必要です。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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