売買代金4兆円割れ【転ばぬ先のテクニカル】

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NY市場トランプラリー一旦途切れた印象

本日の東京株式市場は反落スタートしました。先週末のNY市場は12月のFOMCでの利下げ見送りが意識され主要3指数は続落。特にS&P500とナスダックの下げが大きく25日線にタッチしてきました。3指数ともにアイランドリバーサル形状となっており、トランプラリーが一旦途切れた印象です。

日銀総裁講演は12月利上げを探る上で注目

本日は10時過ぎから日銀総裁が名古屋での金融経済懇談会で講演を行い、13時45分からは記者会見も行われました。普段はあまり気にしない講演会ですが、今回は12月の日銀会合での利上げを探る上で注目されました。

タカ派姿勢でもなくハト派でもなく

植田総裁は、経済・物価見通しが実現していくようなら「引き続き政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整していくことになる」と改めて述べました。12月利上げに前のめりなタカ派姿勢ではなかったものの、12月ないし来年1月に利上げという見方を消すほどのハト派発言でもなく、ドル円は上下1円超、10年債利回りも上下0.2%超動きましたが、ほぼ先週末と同じ水準で取引を終えました。

売買代金が急減し200日線も割り込む

国内では決算発表が前週で一巡したこともあり、手掛かり材料に欠ける状況となっています。そのため売買代金が急減し、4兆円割れとなりました。日経平均は先週13日(水)に25日線割れとなっていましたが、本日は200日線も割り込んできました。一目均衡表では雲上限(3万8086円)に接近。雲の中に入り込む場合は75日線(3万7910円)を意識することになりましょう。

エヌビディア決算立ち上がりの切っ掛けになるか

個別をみると、先週まで人気化していた防衛関連銘柄や、電線等のデータセンター関連銘柄、そして金融関連銘柄の動きが止まりました。また、足を引っ張っている半導体関連銘柄は下値切り下げが目立っています。今週、20日に半導体大手エヌビディアの決算発表が予定されていますので、立ち上がりの切っ掛けになるのかどうか注目となりましょう。

相場は明らかに調整局面に入り

日経平均の3日平均足が13日から陰転しており、14日にはMACDが、そして本日はパラボリックも陰転しました。今月に入って11営業日が経過しましたが、日足ローソク足は陽線3本に対し陰線は8本となっており、相場は明らかに調整局面に入っています。

日々勇太朗

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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