中国輸入品追加関税表明で急落
本日の東京株式市場は昨日の急騰を打ち消す急落となりました。トランプ次期大統領が、中国からのほぼ全ての輸入品に対し追加で10%の関税をかけると表明しました。
サプライズはカナダとメキシコが含まれたこと
中国からメキシコなどを経由して、合成麻薬「フェンタニル」が米国に流入していることの対抗策ということで、カナダやメキシコについても来年1月20日の就任初日に25%の追加関税を課すための大統領令に署名することを宣言しました。この措置はフェンタニルや不法移民の流入が終わるまで続けるとしています。サプライズはカナダとメキシコが含まれたことでしょう。
もっとも昨日の急騰のほうが不思議
もっとも昨日の急騰のほうが不思議ではありました。MSCI指数の採用銘柄入れ替えに何らかの思惑が働いているかもしれないとお伝えしましたが、本日の急落をみると、やはり!といった印象です。
アドバンテストが25日線割れ
また、このところ日経平均をけん引してきた半導体のアドバンテストが本日は25日線を割り込んできました。この株が25日線を割り込んだのは9月4日以来のことです。この時、日経平均は前日の3万8686円から9月9日に3万5247円まで下落しましたので、今回も同様の動きになる可能性がありますので要注意となります。
昨日の上昇はダマシ
それにしても最近の相場ではアイランドリバーサルが頻繁に出現します。昨日の上髭上放れ陽線に対し再度、両窓が空き、日経平均は25日線割れ、5日線割れ、そして75日線まで押し戻されました。昨日の上昇はダマシであったということでしょう。
相場は周期、すなわちサイクルで動く
さて、本日から12月16日まで水星が逆行します。相場はある程度、周期、すなわちサイクルで動いています。そんな中で天体位相におけるアスペクト(角度)が重要と言われています。太陽を周回移動している惑星を地球から見た角度であったり、移動方向であったりします。そして天文学としての惑星の逆行現象とは、惑星が地球からみて通常の進行方向ではなく、逆に動いているように見える現象です。
水星逆行は前半と後半では若干流れ変わる
特にトリックスターと言われる水星の逆行は、1年に3回ほど起こり、約3週間続きます。約3週間の逆行期間といっても、前半の10日間と後半の10日間では若干流れが変わります。11月26日~12月7日の前半は混乱が起きやすいと考えられます。そして12月8日~16日までの後半は、混乱がおさまってきて、落ち着き次第流れが変化しやすいと考えられます。
前回の8月5日~29日は…
前回の8月5日~29日を思い出すと、日経平均は7月11日を高値に急落を開始し、8月5日には前日比4451円安の3万1458円でボトム打ちとなり、前半最終日の8月16日には3万8062円まで急上昇していきました。その後押し目が入り8月29日の終値(3万8362円)までは横ばい推移となり、水星逆行終了後の9月2日の3万9080円を高値に9月9日の3万5247円まで二番底形成となりました。
4月2日~25日は…
4月2日~25日の水星逆行時は、直前の3月22日に4万1087円高値を付け4月1日まで4万円台。逆行開始の4月2日から4万円台を割り込み19日まで下落して3万6733円でボトム打ちとなり、7月11日高値への上昇起点となった格好です。
いきなり急落したことは変化の兆し
このように何らかの影響があることを頭の隅に入れて置くことは必要です。全く何もない凪相場になることもありますが、本日いきなり急落したことは変化の兆しとして注意が必要でしょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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