これといった好材料は見当たらないが…
本日の東京株式市場は、これといった好材料は見当たりませんでしたが、日経平均は3日続伸し、4万円の大台を回復しました。
トレンド明らかに上向きも買い一巡後は押し目
本日から受け渡しベースで2025年相場入り。過去2年間の相場を振り返ると、1月安値から上昇開始が繰り返されました。そのため新NISAによる買いは年始全力投球といった動きがあったのかもしれません。日経平均は10月高値をブレイクし、トレンドは明らかに上向きに転じました。ただ、もし新NISAの買いが一気に入っての上昇だとすれば、その買いが一巡すれば押し目が入ると思われます。
新NISAの人気株NTTを振り返る
今年1月の新NISAの人気株を振り返ると、年始170円でスタートしたNTT株が1月23日に192.9円まで上昇後、6月の144円まで下落が続きました。昨年末の9372万株の信用買い残は高値をつけた前週に利食いが殺到して6987万株に急減。その後の下落ではナンピン買いなどが入り、安値をつけた6月には3億株まで急増しました。
4万円を回復したから強気するとは言い切れず
株価形成の要因の一つに需給関係が挙げられます。この株の株価推移と信用残を並列して見ていくと、非常に分かりやすい値動きだということが分かります。そういう意味では、日経平均が4万円を回復したから強気するとは言い切れません。
PERは割高感台頭するレベル
日経平均の株価収益率(PER)は16.3倍に跳ね上がっています。今年のPERのトップは日経平均が史上最高値をつけた7月11日の17.6倍ですが、1年間の平均は16.0倍であり、割高感が台頭するレベルです。
巳年相場の歴史を振り返ると…
来年の干支は巳年、九星気学では二黒土星です。過去の歴史を振り返るとサブプライムローン問題からのパリバショックやニクソンショック、スターリンショックなど大荒れの歴史が繰り返されました。戦前の1929年は大恐慌に繋がる大暴落が起こりました。
丹念に押し目拾い噴けば腹八分目で利益積み上げ
このような歴史を鑑みると、来年は丹念に押し目を拾い、噴けば腹八分目で利益を積み上げることが肝要かと考えます。
日々勇太朗


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