不気味な上海市場の崩れ【転ばぬ先のテクニカル】

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3年連続下落の大発会

新年あけましておめでとうございます。2025年相場がスタートしましたが、3年連続下落の大発会となりました。

寄り付きは買い先行

大発会の寄り付きは、昭和の相場で言えば「ご祝儀買い」が入った形でスタートしました。現物市場より15分早くスタートした先物市場は、日経先物が大納会比330円安の3万9660円でスタートしましたが、現物スタートの9時には3万9980円まで切り返したことで現物の日経平均株価は大納会比51円高の3万9945円で寄り付きました。

買い一巡後はズルズルと値を消す

更に9時7分には先物が4万10円まで上昇したことで、現物も3万9993円高値までありました。これはご祝儀買いというよりも、新NISAの買いが入ったものと思われます。しかし、買いが一巡するとズルズルと値を消す展開となりました。

続落するようならバブル崩壊相場思い浮かぶ

10年債利回りが一時1.115%まで上昇し、2011年7月以来13年半ぶりの水準に上昇したことを嫌気したのかもしれませんが、明日以降も続落するようであると、1990年のバブル崩壊相場が思い浮かんでしまうのは証券市場に40年近く携わった者の悲しい性と言えましょう。

二黒土星の年は暴落の歴史繰り返される

今年の株式市場は「不確実性」の年になると思います。ある時期から「崩れる」可能性が高い年でもあるという意味で「不確実性」と表現しますが、大納会の当欄でお伝えしましたように、二黒土星の年は暴落の歴史が繰り返されてきました。

更に大きな下落起こる可能性ある星回り

高値から20~30%下落は昨年も7~8月に経験しましたが、日経平均4万円時代では当たり前の出来事でしょう。警戒すべきは20~30%程度の調整で済むのかどうか。更に大きな下落が起こる可能性がある星回りであるということを頭の隅に入れながら相場と対峙せねばならないということです。

上海市場は9年ぶりの厳しいスタート

年末年始は6連休と少々長いお正月休みでしたが、その間の海外市場をチェックすると上海市場が崩れました。上海総合指数は12月31日~1月3日の3日続落で196ポイントも急落しました。3日間の下落率は終値ベースで5.8%です。年初のスタートとしては2016年1月以来9年ぶりの厳しいスタートになりました。

NYダウは最高値から10連敗

米国株は中国株のような崩れにはなっていませんが、NYダウは12月4日の最高値から10連敗を喫し、その後のリバウンドは浅く、現在は75日線を割り込んでいます。週足では5週線と13週線のデッドクロスが接近しており、4万2150ドルに走る26週線を守れるのかどうか。

ナスダックは週足陰線包み足の売り線

また、ナスダック指数は12月第3週に史上最高値から週足で陰線包み足の売り線が出現しており、年明けから5週線を割り込んでいます。これら悪いチャート形状を修復できるのかどうかに注目が集まります。

日経平均は日足MACDがデッドクロス

日経平均は今朝の高値から500円超の急落となっており、日足のMACDがデッドクロスしてきました。TOPIXも同様であり、昨年末の短いクリスマスラリーの上昇分の8割方消してしまいました。

海外市場動向注意深く見ながら慎重に

過去2年は年始安から夏場高を繰り返しており、同じ流れになるならばこの下落は買い場探しとなりますが、海外市場の動向を注意深く見ながら今年は慎重に見ていかねばならないと思います。

大発会一番人気のディスコは半導体復活の狼煙か

ところで大発会の一番人気銘柄はディスコ<6146>でした。このことは半導体関連銘柄の復活の狼煙でしょうか。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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