金利上昇を気にして反落
本日の東京株式市場は反落しました。決算発表が一巡し、材料不足ということもありますが、やはり足元で進む金利上昇を気にしているようです。
10年債利回り一時1.530%まで上昇
国民民主党の玉木代表は「日本の財政はギリシャより悪い」と発言した石破首相の発言に対し「自国の国債市場に影響を与えるような発言を平気でするというのは信じられない」と語り、追及の構えを見せていますが、本日も10年債利回りは一時1.530%まで上昇する場面があり、更に超長期債の30年ものに至っては3.185%と過去最高利回りを記録。
円高が進行で輸出関連安く日経平均は陰線形成
そのため円高が進行しドル円は143円半ばと25日線を割り込んできました。輸出関連銘柄が総じて安く、日経平均は昨日に続き5日線が上値を押さえ込み陰線形成となりました。
3万7000円割れば第一弾の押し目買いポイント
4月7日からの上昇は通常より少し長い23日日柄で高値をつけ、その後6日間の調整となり、75日線(3万6925円)に接近してきました。現在、日々145円程度上昇している25日線は本日3万6145円近辺に走っており、来週末までには25日線と75日線がゴールデンクロスを迎えそうです。となると、3万7000円割れが起こるなら、第一弾の押し目買いのポイントと言えそうです。
ゴールデンドーム構想発表で防衛関連気を吐く
そうした中、本日は防衛関連銘柄が気を吐いていましたが、これはトランプ米大統領が、敵国の攻撃から全米を防衛するシステムに3年で1750億ドル(約25兆円)の予算を投入する計画を発表したことによります。「ゴールデンドーム」構想と呼ばれ、既存のミサイル防衛網に、次世代の技術を組み合わせ、宇宙空間から敵国のミサイルを監視し、検知・迎撃するシステムをつくるということ。
トランプ氏任期終了までに完全運用へ
なんだかSF映画みたいなお話しですが、トランプ氏は「世界や宇宙から発射された、いかなるミサイルも迎撃可能となる」と強調し「(2029年1月の)任期終了までに完全に運用可能とする」と語っています。また、カナダが参加を希望しているとも触れ、すでに参画が決まった企業として、軍事産業大手のロッキード・マーチンや軍事通信大手のL3ハリス・テクノロジーズ、航空軍事大手のRTXコーポレーションなどの名前を挙げています。
三菱重工が防衛省向けヘリコプター提供
日本企業との結びつきを調べてみると、三菱重工業がロッキード・マーチンの関連会社であるシコルスキー・エアクラフト社と65年間ものパートナーシップを結んでおり、防衛省向けヘリコプターを提供しており、今後、ゴールデンドーム構想に陰ながら参画する可能性があるのではないかと思われ、押し目を拾ってみたいと考えております。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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