トランプ大統領令が違法判決【転ばぬ先のテクニカル】

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エヌビディア決算は2~4月売上高予想上回る

本日の東京株式市場は大幅反発し、日経平均は3万8000円台に乗せてきました。
今朝方に発表された注目のAI半導体大手エヌビディアの決算は、2~4月売上高が441億ドルと、市場予想の432億9000万ドルを上回りました。また、5~7月期の売上高が約450億ドルになるとの見通しを示しました。輸出規制で中国売上高は約80億ドル落ち込む見込みだということです。また、データセンター売上高は391億ドルで予想の392億2000万ドルには届きませんでした。

エヌビディア株時間外で5%近く上昇し値嵩半導体買われる

ただ、同社の株価は時間外取引で5%近く上昇したことで、今朝の東京株式市場は値嵩半導体関連銘柄が買われ日経平均を牽引しました。

トランプ関税措置の違法判決で貿易戦争終結期待

また、米国際貿易裁判所が、トランプ大統領の世界的な関税措置は大統領権限を逸脱しており、違法だとの判断を下したと伝わりました。このことで、通商拡大法232条や通商法301条など異なる権限に基づいた鉄鋼・アルミニウム、自動車に賦課された関税以外の大統領令による関税、具体的には貿易相手国・地域に対する一律関税、中国などに対する高率関税、中国およびカナダ、メキシコに対する合成麻薬フェンタニルに関連した関税などは
恒久的に差し止めることとなり、貿易戦争終結期待から外需株中心に買われる展開となりました。

米株価指数先物上昇しドルも買われる

この判決を受けて、時間外取引の米株価指数先物が上昇し、ドルも買われました。NYダウ先物は1.3%高、ナスダック100先物は1.9%高となっており、ドル円は一時146円台にドル高が進みました。

日経平均5月15日高値抜けば買戻しに上値追いへ

ただ、トランプ政権は判決を不服とし控訴する旨の通知を出したとも伝わっていることで、日経平均はまだ5月15日の3万8494円高値を抜けておらず、価格帯別売買代金が大きい3万8000円台では戻り売りも出ている模様。抜ければ買戻しに拍車が掛かり、上値追いの展開が予想されます。

日東紡は26週線抜ければ5800円近辺へ

さて、個別では今週27日にご紹介した日東紡<3110>が5000円大台に乗せてきました。28日の寄り付きが4590円でしたので、2日間で10%上昇となっています。26週線が5080円に走っており、一旦、頭を押さえ込む可能性がありますが、ここを抜ければ週足一目均衡表の先行スパンBが位置する5800円近辺が狙えそうです。

マイクロニクスはアドテストと次世代半導体で提携

本日は新たに日本マイクロニクス<6871>に注目したいと思います。同社は半導体の不具合を検査する装置に使われるブローブカードを製造している会社で、アドバンテストと技術提携し次世代半導体関連の研究を推進しています。

第1四半期は大幅増収増益で着地

5月13日に第1四半期決算が発表されましたが、売上高は前年同期比19.8%増の141.24億円、営業利益は同13.9%増の28.57億円、経常利益が20.7%増の29.02億円、純利益が31.7%増の16.73億円で着地しました。ただ、一部製品の納入が第3四半期に調整される見通しであることから、第2四半期の売上高見通しを336億円から316億円へ、純利益は54億円から53億円へ下方修正する一方、営業利益は75億円の見通しを77億円へ、経常利益の見通しを75億円から76億円へ上方修正しました。

発行済株式数少なく動き出せば値幅出る

翌14日の株価の反応は買い気配でスタートし4055円まで上昇も、その後は下落に転じ22日に3440円まで調整へと進み、本日は3800円台と75日線を突破してきました。昨年は3月の8940円でピークを打ち、関税暴落で2482円まで急落。下げ幅の1/3戻しで4634円、38.2%戻しで4948円が計算できます。プライム市場銘柄ですが、発行済株式数は4002万株と少なく、動き出せば値幅が出るのではないかと思います。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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