寄り付きから買い戻されるもズルズルと下落
本日の東京株式市場で日経平均は続落となりました。20日投開票の参院選は自公与党の議席数は過半数を割り込んだものの、警戒していたほどの大敗ではなかったことから寄り付きから買い戻されたようで、日経平均は一時456円高の4万275円高値まで上昇する場面がありました。選挙結果で立憲民主が伸び悩む中、減税を掲げた国民民主と参政が躍進したことをプラスに捉えた部分もあったのかもしれません。しかし、小泉進次郎農相が、比較第一党を強調して続投を表明した石破首相に「反省」を求めたことが明らかになるとズルズルと下落していきました。
仮に総裁選実施されれば衆議院解散も
今後の焦点は、石破総理が続投を表明しましたが、自民党内で責任論が高まるかどうかです。高市氏、小泉氏など有力議員のほか、岸田元首相の再登板も囁かれているようですが、仮に総裁選が実施されれば、衆議院を解散する展開もありえます。
支持率回復狙った顔のすげ替えが有力シナリオ
3年後の参院選では今回選挙のなかった非改選議員(自公で75議席)が改選を迎えることになりますが、今回並みの支持率が続くならば25~30議席失うことになり、野党の攻勢が強まることになりましょう。現時点では野党は連立を否定しており、政界再編の行方は引き続きかなり流動的であり、支持率回復を狙った顔のすげ替えが有力なシナリオでしょう。本日以降の自民党有力者や各党党首の発言が注目されます。
山口、高知県連に鹿児島が加われば…
ところで面白い点は、山口県連の友田有幹事長が「比較第1党として信任を受けたというのは詭弁だ」と記者団に語り、高知県連は緊急の役員会で早期退陣を党本部に申し入れることを決めたことです。ここに鹿児島が加われば、薩長土による幕末の様相を呈する訳ですが、薩摩の連合会会長が森山幹事長なので、揃い踏みとはならないのでしょうね。
戻り売り圧力強くポジションは軽めのまま
日経平均は上髭の陰線形成となっており、戻り売り圧力が強いことが見て取れます。暫くは与党の動きを見て、ポジションは軽めのままが良いのでしょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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