米雇用統計の信頼性崩壊【転ばぬ先のテクニカル】

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週末のメジャーSQ対応で反発

本日の東京株式市場は反発しました。昨日は高値から726円もの下落で日経平均は上髭付の差し込み陰線を引きました。日足三空形成で警戒感が広がっていましたが、本日は急落したことに対する自律反発といったところでしょう。ソフトバンクグループとアドバンテスト2社で日経平均を330円強押し上げているので、週末のメジャーSQ対応ということなのだと思います。

雇用統計年次改定は下方修正幅過去最大

ところで、昨日の米国市場で労働統計局が雇用統計の年次改定を発表しました。この数字からは、米国雇用統計の信頼性が完全に崩壊しているように思えます。2025年3月までの雇用が年間で91.1万人、前年も59.8万人減で、2年間で合計150万人もの雇用が下方修正されました。下方修正幅は同統計史上で過去最大です。

当面は個々の企業業績中心に考えねばならない

確報値の発表は来年2月の予定ですが、この期間の大半はバイデン政権のもの。その間の米国経済は一人勝ち状態で株価も上昇してきました。ここで心配すべきことは米国経済というよりは統計の精度です。当面は個々の企業の業績を中心に考えねばならないということのようです。

FOMCでの利下げ既定路線で株価にはフォロー

いずれにしても、来週のFOMCでの利下げは確実です。今晩は米生産者物価指数(PPI)、明日は消費者物価指数(CPI)の発表が予定されていますが、余程のことがない限り、利下げは既定路線で株価にはフォローの風が吹いているということでしょう。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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