5日ぶりに反落し歪な構造露呈
本日の東京株式市場は5日ぶりに反落しました。しかし、歪な構造を露呈した一日でした。
東京エレクだけ上値追いし日経平均一時プラス
昨日のシカゴの先物にサヤ寄せする形で日経平均は売り先行スタートとなりました。ところが、半導体関連銘柄が利食い売りに押される中、東京エレクトロンだけが上寄りから上値追いし、日経平均は一時的にプラスに転じる場面がありました。一方、相場全体には幅広く利食い売りが広がりTOPIXはマイナス圏で一日推移しました。
何らかの手伸びるが圧倒的に値下がり銘柄多い
日経平均を執拗に引き上げる理由が分かりませんが、何らかの手が伸びていることは間違いないようです。ただ、本日は圧倒的に値下がり銘柄が多く、また、このところの人気大型株が大きな値幅で下落するものが目立ちました。この辺りが不思議なところです。
FOMCは年4回以上の利下げ裏付けられるか
さて、明朝に米FOMCの結果が判明します。0.25%利下げが確実視されていますが、注目はFOMC参加者の金利予測分布図(ドット・チャート)です。マーケットは今後1年間で4回以上の利下げを見込んでおり、それを裏付けられるかどうか。
ジワりと円高進行
ところで、昨日もお伝えしましたが、ジワりと円高が進行しだしました。下のチャートは6月1日を起点として日本の10年債利回り(黄緑)と米10年債利回り(青)の推移です。
FOMC前に一段の米金利低下見込み円高傾向へ
6月1日比で日本の10年債は107なのに対し、米10年債は92.5です。日米金利差が縮小傾向を続ける中、ドル円は146円~150円の4円幅でボックス相場を継続してきました。しかし、今晩のFOMCを前に、一段の米金利低下を見込んだ相場は円高傾向へと傾きだしました。
日米金利差縮小に目集まると反動大きくなるかも
本日は75日線を割り込んできており、8月19日の146.19円を割り込む場合は7月1日の142.69円がターゲットとなります。今まで金利差縮小を無視してきただけに、ここに再び目が集まりだした場合は反動が大きくなるかもしれません。
円高メリット株の賑わいを期待
私は9月5日にご紹介したニトリHDや神戸物産など円高メリット株を仕込んできました。円安が進んでも下落することなく下値を固めてきましたので、今後は輸出関連株に代わり賑わってくれることを期待しています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp



コメント