ほぼ全面高で昨日と雰囲気変わる
本日の東京市場はほぼ全面高となりました。33業種別指数で値下がりは海運業のみ。上昇している32業種のうち29業種が1%以上の上昇となりました。昨日は500円以上の値上がりから失速しましたが、本日は雰囲気が変わったように感じます。
新高値更新銘柄の押し目狙い
ただ、日経平均の25日線が右肩下がりに移行しており、現状は戻り売りと考えるべきでしょう。特に信用取引の買い残が急増した銘柄に関しては、上値の重たい展開が続くと思われ、新高値更新銘柄の押し目狙いが有効かと思います。
米長期金利低下の一方日本は高止まり
さて、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げ確率が高まってきました。そのため、米10年債利回りは4%を割り込んできました。一方で日本の長期債利回りは高止まりしており、10年債が1.8%台、20年債が2.8%台、30年の超長期債に至っては3.3%台へと押し上げられています。
暫しドル円に注視
となると本来なら円高進行しそうなものですが、本日は156円台前半での取引。ただ、11月20日の157.89円からは約2円の円高進行となっており、5日線が下向きに転じてきました。本日は一時155.63円までありましたが、ここには一目均衡表の基準線が位置しており、下値支持線として意識されたようです。ここを割り込む場合は154円50銭近辺に一目均衡表の基準線と25日移動平均線が走っており、目先の支持線として意識されると思われます。仮にここをブレイクした場合は急速に150円を伺う展開となると思われますので暫しドル円には注視する必要があるでしょう。
グロース市場半値押しまで厳しい下落
ところで8月以降、グロース市場が調整局面に入っており、厳しい下落が続いてきました。グロース250は今年4月7日の安値(531ポイント)から8月19日には802ポイントまで上昇しましたが、その後、昨日の666ポイントまでピタリと半値押しまで下落してきました。
陰線包み足が最後の抱き線となる底入れの可能性
昨日の陰線は前日の陽線を包み込む陰線包み足でしたが、本日は2.5%の上昇となり、昨日の高値を抜く陽線が立ちました。週足の一目均衡表では雲上限にタッチしそうな位置から陽線が立っており、25日の陰線包み足が最後の抱き線となる底入れとなった可能性が高まってきましたので要注目と言えましょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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