朝高のあとマイナスへ激しい展開
本日の東京株式市場は、今晩のFOMC前で様子見気分の強い相場が想定されていましたが、寄り付きからグングン上昇し、日経平均は9時17分には前日比452円高の5万1107円まで上昇。その後、急速に売られて10時10分にはマイナスゾーンへと激しい展開となりました。昨日お伝えしましたように、日経VIが高水準で推移していることから、いつ乱高下しても普通と考えねばなりません。
週末にオプション清算日迎えることが要因
本日は特に材料が見当たらない中でのこのような乱高下をしたのは、今週末に12月限先物・オプションの清算日を迎えることが要因ではないでしょうか。SQ週の水曜日は昔から荒れると言いますが、12月限は明日、最終売買日を迎えるため、その前日に売り方のショートカバーを巻き込むような買い方の仕掛け買いがあったのではないかと思います。そのショートカバーが済んだ途端にズルズルと下落したのではないでしょうか。
3月限へのロールオーバー進まず
今回のメジャーSQは波乱の展開となる可能性があります。というのも、12月限から来年の3月限へのロールオーバーがあまり進んでいないのです。11月28日の日経先物12月限の残高は171,515枚でした。それが先週末残高を確認すると161,717枚と1万枚減った程度。昨日段階でもまだ135,531枚の建玉残がありました。
3月限増加極めて大きく新規ポジション多い
一方で、来年3月限の建玉残は、11月18日が18,779枚、12月5日が35,711枚で、今週に入って急増し、昨日段階では102,524枚となっています。12月限の減少枚数に比べ3月限の増加枚数が極めて大きく、これは新規ポジションが多いということが分かります。
SQに向けた空中戦で先行き読むのは難しい
今日、明日でロールオーバーが急速に進めば良いのですが、そうならずに5万500円前後でSQを迎える場合、ネットで2兆円以上に積み上がった裁定買い残の清算で、日経平均が1000円~1500円程度急落するかもしれません。このようにSQに向けた空中戦が行われておりますので、先行きを読むことは難しいと思われます。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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