引き続き衆院選与党大勝材料に上値追い
本日の東京株式市場は続伸し、日経平均は5万8000円に接近しました。昨日に引き続き、衆院選の与党大勝を材料に上値追いとなった格好です。
海外投資家日本株買い本格化も過熱感台頭
2012年11月、民主党の野田代表が衆院解散を表明。そして自民党圧勝により第二次安倍内閣が3本の矢による経済政策、アベノミクスを提唱したことで海外投資家の日本株買いがスタート。今、正にその時の状況を彷彿とさせる第二次高市内閣によるサナエノミクスの始動を好感し、海外投資家がこぞって日本株買いを本格化させる動きとなってきたようです。ただ、垂直上昇で押し目らしい押し目がなく、相場は過熱感が台頭。日経平均の25日線情報乖離率が8%に接近。売買代金も連日10兆円乗せと過熱感が台頭してきました。
株高、債券安、円安の見立が実際には円高進行
与党大勝に加え、戦後初めて自民単独での2/3議席を獲得という圧勝劇によるマーケットへの影響は株高、債券安、円安が進行するという見立てでした。ところが実際には円高が進行中。これは中国政府が国内機関投資家に米国債保有を抑制するよう指示をしたとの報によりドル売りが進んだことが要因のようですが、先月下旬にNY連銀がレートチェックした近辺までリバウンドしたことによる警戒感もあるのでしょう。本日は155円台前半まで円高が進行し、5週、13週線を割り込んできました。また、このまま週末を迎えると5週線が13週線を下回るデッドクロスとなってしまいます。その時、株式市場が無事でいられるのかどうか。
国策銘柄の出遅れは急落したコンテンツ関連
さて、昨日のこの時間、高市政権が掲げる戦略17分野(AI・半導体、造船、量子コンピューター、バイオ、航空・宇宙、サイバーセキュリティ、コンテンツ、フードテック、資源・エネルギー安全保障、防災・国土強靭化、先端医療、核融合、レアメタル、港湾レジスティクス、防衛産業、情報通信、海洋)など国策に沿った銘柄の循環物色へと進むことでしょうとしました。この中で、AI・半導体や防衛産業、造船といったテーマ株は既に急騰を演じてきました。出遅れているのはアンソロピック社の影響で急落したコンテンツ関連です。任天堂やソニーの買い場を探していきたいと考えております。
松田産業、メック共に利確を
一方で昨年12月24日に5200円台で注目とした松田産業<7456>は本日6900円にタッチしてきました。26週線との乖離が40%を超えており、ソロソロ一旦利食いかと思います。また、1月22日に5600円台で注目としたメック<4971>が6300円台に乗せてきました。メックは今週末13日に決算発表予定であり、もう一段高を期待したいところですが、決算跨ぎで失敗するケースも見られるため、半分は決算前に利確がよろしいかと思います。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp


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