中銀ウィーク【転ばぬ先のテクニカル】

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「日銀6800億ドルの米国資産売却」話題に

俄かには信じがたい未確認情報ですが「日銀、来週6800億ドルの米国資産を売却する計画」という情報がSNSで話題になっています。6800億ドルというと今の為替レートで約100兆円です。原油高に円安というダブルパンチを受けた日本がインフレと景気後退回避の米債売りは分かりやすい戦略ではありますが、そんなことをしたら世界のマーケットの混乱必至です。

市場を混乱に陥れたい勢力が存在

かつて橋本龍太郎首相(当時)が「日本は、米国債を売り、金を買いたい衝動に駆られることがあるかもしれない」と発言。1997年6月23日に米コロンビア大学での講演のあとの質疑応答で飛び出したのですが、この発言を受けNYダウがブラックマンデー以来、最大級の下げを記録しました。米財務省のデータによれば、日本は1兆1300億ドルもの米国債を保有しており、その半分を売却するという計画はあり得ませんが、市場を混乱に陥れたい勢力が存在するということのようです。

二番底形成か三段下げへ向かうのか正念場

さて、本日の東京株式市場は3日続落しました。原油先物が102ドル台から一時95ドル台に値下がりしたことで日経平均がプラス圏に浮上する局面がありましたが、上値は重く戻り売りに押される展開となっています。日経平均は一時、5万3113円安値まであり75日線と一目均衡表の雲上限にタッチ。今月9日安値に対する二番底形成か三段下げへと向かうのか正念場に差し掛かっています。

米日欧中銀トップ会見と日米首脳会談に関心

今週は中銀ウィークです。17日(火)~18日(水)に米連邦公開委員会(FOMC)とECB定例理事会が開催され、18日~19日(木)に日銀金融政策決定会合が開催されます。イラン問題があるために、今回は各中銀は現状維持予想。18日のパウエルFRB議長、19日の日銀植田総裁、ECBラガルド総裁の会見に注目です。また、19日に日米首脳会談が予定されており、どのような内容となるのか気になるところです。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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