商船三井が史上最高値更新
まさか昨日の今日で商船三井が史上最高値を更新するとは驚きました。今朝の日経新聞で「商船三井は株価が6,000円超で定着した場合に株式分割を検討する」と浜崎和也最高財務責任者(CFO)の方針を伝えたことで買い気配スタートとなり、更にアクティビスト(物言う株主)のエリオット・インベストメント・マネジメントが商船三井の株を取得し、株主還元と資本効率の改善を求めているとの報道も重なり急騰しました。大手海運株の中では配当利回りが一番低い中、PBRが0.7倍割れしていたことが筆者も安いと判断してのご紹介でしたが、まさかこんな展開になるとは思いもよりませんでした。
日経平均5日ぶりに反発しTOPIXは続伸
さて、本日の東京株式市場は日経平均が5日ぶりに反発、TOPIXは続伸しました。米国・イスラエルとイランとの紛争長期化への懸念は根強いものの、前日の前日にはベッセント米財務長官に続き米国家経済会議(NEC)のハセット委員長が「ホルムズ海峡を一部のタンカーが通過し始めている」と述べたことで、米国市場では主力株を買い直す動きが広がりました。東京時間では原油先物価格が92ドル台に値下がりしたことで幅広い業種に買いが入り上値追いの展開となりました。本日は春季労使交渉の集中回答日でしたが、大手企業で組合要求額に満額回答する企業が相次いだことも株価押し上げ要因として働いたものと思われます。また、原油相場に余程の乱高下がなければ相場はある程度、高価格に慣れ始めたように感じます。
9日安値を強い下値支持線として意識
本日の日経平均は昨日高値を更新してきたことで、9日安値が強い下値支持線として意識され、押し目は買いだといった投資家の見通しが強まってきたように思います。
MACD上昇転換し11日高値ブレイクできるか?
相場の周期とタイミングを捉える指標、MACD(赤線)の下落が止まり、上昇転換しつつあります。買いシグナル点灯はMACDがシグナル線(白色)をブレイクするゴールデンクロスを確認する必要はありますが、下降トレンドから上昇トレンドに転換したことは良い兆候です。今後は11日高値の5万5745円をブレイクしていけるかどうかです。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp



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