広島ガスに注目【転ばぬ先のテクニカル】

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3日ぶり反発も上値重い

本日の東京株式市場は3日ぶりに反発しましたが上値の重たい展開でした。昨日のナイトセッションで日経平均先物は一時5万660円まで下落していましたが、トランプ大統領がイランの発電所に対する攻撃延期を指示したことで原油先物相場が急落し、日経先物は5万4000円まで急騰しました。

市場は疑心暗鬼に陥る

NYダウも買い先行スタートで、一時、前週末比1134ドル高の4万6712ドルまで急騰。しかし、戻り売り圧力も強く、終値は高値から503ドル値を消し631ドル高の4万6208ドルで取引を終えました。トランプ大統領はイランの代表が停戦に向けた協議を持ちかけてきたと話しますが、その相手が誰なのかを語らないことで、市場は疑心暗鬼に陥っているようです。

売られすぎラインに近付く

日経平均は一時、前日比1186円高の5万2701円高値までありました。しかし、100日線(5万2535円)タッチで戻り売り圧力が高まり値を消す展開となりました。テクニカル指標では、日経平均RSIは35、また、松井証券の店内信用評価損益率がマイナス9.8、25日騰落レシオが83%とじわじわと売られすぎラインに近付いてきました。まだ、下げ止まったという確証は得られませんが、ここより移動平均線乖離率や出来高など細心の注意を払って買い場を探っていきたいと思います。

広島ガスは米ガス火力発電事業会社に出資

個別では、広島ガス<9535>に注目したいと思います。3月6日付のリリースによると、広島ガス、東邦ガス、西部ガスの3社が共同で米国法人を設立。双日と九州電力が保有する双日バーズボロー社の持ち分の50%を取得することで合意と報じています。本案件は、双日バーズボロー社の持分取得を通じ、米国ペンシルバニア州バーズボローのガス火力発電事業会社Birdsboro Power LLCに出資参画するもので、当社の実質的な出資比率は5.6%となります、としております。AIデータセンター向けの発電事業と思われ、今後の進展により業績寄与の高い案件ではないかと推測。

割安高配当銘柄で出来高急増し逆行高

一方で同社はLNGの輸入に5割依存しているところが問題かもしれませんが、なによりも現在株価(405円)で一株純資産倍率(PBR)が0.40倍と解散価値の6割安。3月決算企業で予想配当利回りが2.96%と高配当銘柄であり、割安株と言えるのではないでしょうか。株価は昨日の急落に対し逆行高し、出来高が約3倍に増加。本日は更に出来高が急増し、昨日比2.9倍に増加して一時414円高値まで買われました。これは2023年9月高値と同値であり、昨年8月高値の415円抜けとなれば2015年の515円、更に2005年の559円を狙えるのではないかと考えております。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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