権利落ち後のトレンドに注視【転ばぬ先のテクニカル】

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キオクシア上場延期は好材料

先週の本紙紙面でキオクシアHDのことを少し書いた途端にIPOが延期されました。時価総額2兆円弱が予想されていましたので、2018年のソフトバンクのように滑ると新興市場に悪影響が及ぶ可能性があるために記述しましたが、延期されたことは好材料だと思います。

ソフトバンクの初値は募価格下回る

キオクシアは東芝の不正会計を機に17年2月、会社分割にて旧東芝メモリが設立されで事業を承継。翌年6月に米投資ファンドのベインキャピタルに売却されました。このIPOが発表された時、2018年12月IPOの携帯電話会社ソフトバンク以来の大型IPOが思い浮かんだ投資家は多いと思います。ソフトバンクのIPOでは初値が公募価格を下回り多くの投資家が涙しました。それに次ぐ大型IPOのため、同様の経緯が危惧された訳です。

ファーウェイ向け落ち込む?

キオクシアはファーウェイ向けフラッシュメモリの出荷停止で売上げが落ち込んでいるのではないか、といった見方が噂されていました。本来なら上場延期になる出来事だという指摘もありましたが、大規模IPOによくある話しで関係者が多過ぎて、この時期に強行されるといった事が実しやかに囁かれていました。

配当落ち分は約140円

さて、昨日の東京株式市場は続伸となりました。3月決算企業の中間配当権利付き最終売買日ということで配当取りの動きがあったものと思われます。本日は権利落ち日となりますが、配当落ち分は日経平均で約140円。重要なのはこの配当落ち後のトレンドがどちらに向くのかということで慎重に見ていきましょう。

日々勇太朗

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