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少子化対策として消費増税？
秋祭りのシーズンになり、筆者の居住している地域でも活動が増えるが、今年は人手不足で自治会の役員でも無い筆者にも手助けの連絡がきた。
そんなこともあり改めて近所を見回して見ると数年前までお元気にされたご高齢夫婦が介護施設のご引っ越しされたとかで、現役世代の若者がかなり少なくなっていることに改めて気付いた。
そんな時に経団連が少子化対策として消費増税を「有力な選択肢」として提言した見出しが気になった。今回の経団連の提言は社会保障制度維持のための財源として提言しているもので少子化対策に限定した話ではないが、高齢者が増える一方で、低所得故に独身で人生を終える若者も少なくない現状では、仮に消費税が２０％と倍に引き上げられても解決する話ではない。
結局、安易なばら撒きしか行ってこなかったツケが現在に来ている訳だから、今更手遅れでも政府は早急に何らかの前向きな政策を示すべきだろう。ただ、先の内閣改造では初入閣で喜んでいる大臣ばかりでガッカリだが。
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