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免税事業者の苦悩
10月から様々なことが変わるが、その中で最も難解なのが消費税のインボイス(適格請求書)制度の開始だ。
免税事業者は課税事業者を相手にした取引でインボイスを発行できない場合、仕入税額控除ができない分が取引相手の負担になる可能性がある。これにより課税事業者からの取引の恐れがあるとして免税事業者は課税事業者登録をせざるを得ない状況になっている。
岸田首相は事業者からの批判に驚いて仕方なく指示
このように書いている筆者もインボイス制度を理解できてはいないのだが、とにかく制度が分かりにくく、それが国民の三大義務の一つである納税に絡むものだから厄介だ。
9月29日になって岸田首相は「事業者の悩みを把握しきめ細かい取り組み」を指示したが、こんな施行前のギリギリなっての指示なんて、事業者からの批判に驚いて仕方なく指示したと思われて仕方がない。
税金を徴収する立場は中小零細事業者が苦労して稼いだ利益の一部を徴収するのだから、納得の行く分かり易い説明をすべきだ。
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