目次
「ブラックフライデー」の売り上げが史上最高を記録
景気拡大のピークアウト感が懸念されていたが、今年の「ブラックフライデー」の売り上げが史上最高を記録したことなどの報道を見る限り、消費意欲は衰えていないと感じた。
日本でも便乗のセール
感謝祭という文化がない日本にとって、その翌日に行われる大規模な安売りセールは関係ないことだが、大手のショッピングモールでは、期間限定の割引券を配布して「ブラックフライデー」との大きな見出しで大規模なセールを行っていた。普段配布しない割引券の案内が届くと、さすがに急ぎでないと思っていたものを衝動買いしてしまった。そうなると一日でも早く商品を手にしたくなるのだが、数日経っても届く気配がない。そして4日後位に、大規模セールで注文殺到して、商品の発送が遅れているのお詫びメールが届いた。
浮かび上がる課題
リアル店舗なら、直接商品を手にして買うことができるし、品切れなら諦めるか、店員と直接話して入荷連絡を待つ方法ができるが、オンラインはお店を直接覗くことができないから、配送の遅延はお店の信用という面で致命傷になる。宅配会社の人手不足も深刻なだけに、今回の大規模セールでオンライン通販の欠点を改めて感じた。
コメント