切り返から一段高目指す銘柄を追撃【正直じいさんの株で大判小判】

反発も様子見に伸び悩む

１６日の東京市場は反発しました。日経平均は６９円高です。追加経済対策や新型コロナワクチンへの期待から前日の米国株が上昇した流れを引き継ぎ、買いが優勢でした。ただ、ＦＯＭＣの結果発表を控えて様子見ムードが強く、朝方に１９０円近く上昇したあとは伸び悩みました。東証１部の値上がり銘柄数は１０００、値下がりは１０８３と拮抗しています。

ＩＰＯに資金流れる

一方、ＩＰＯは大型上場のローランドの初値は公開価格割れでしたが、新興市場のバルミューダ、ＦＦＪの２銘柄は好発進となりました。ただ、ＩＰＯに資金が流れているようで、新興銘柄の上値は重く、マザーズ指数、ジャスダック平均ともに続落しています。ＥＶ、電池関連など材料株物色は続いていますが、当面の利益確定売りに押される銘柄も目立ちました。

三櫻工を利益確定

推奨銘柄もまちまちの動きながら、おおむね底堅く推移しており、三櫻工業<6584>の利益を確定する一方、オハラ<5218>、タツタ電線<5809>、ファイバＧＴ<9450>に追撃買いを入れ、コマースワン<4496>を買い直しました。全般出来高が細り気味で膠着感が強まるなか、年内は材料株が個別に物色されると見ており、２５日線を下値に切り返から一段高を目指す銘柄に追撃買いを入れたいと思います。

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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