景気敏感株幅広く買われる
日経平均は3日続落していましたので、22日の東京株式市場は大幅反発スタートとなりました。東京エレクトロン、ファーストリテイリング、SBGなど指数寄与度上位5銘柄で日経平均の半分の押し上げ効果を発揮しました。
週末に2回接種が必要と言われていたファイザー製ワクチンが1回でも十分な効果がある、また、保存温度もマイナス70~80度必要と言われていたのがマイナス20度程度でも大丈夫じゃないか、といったニュースが伝わったことで、ワクチン接種が予想より早く進む可能性が出てきたことで、景気敏感株が幅広く買われる展開となりました。
長期債落ち着くまで休む
しかし、時間外取引の米国債市場が売られ、10年債利回りが一時1.392%まで上昇。30年債利回りも2.188%まで上昇し、昨年1月末レベルまで回復。足元の急ピッチの利回り上昇を警戒するように後場に入り値を消す展開となりました。
日経平均は138円高の3万156円引けで、高値から302円押し戻されました。日足は陰線形成で、5日移動平均線を回復できませんでした。ここでは手を緩め、長期債利回りが落ち着くまでは休むも相場ではないでしょうか。
日々勇太朗
相場見通し
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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