米長期金利上昇一服で買い戻し
週明け1日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は697円高です。米長期債利回りの上昇が一服したことから、米株市場でナスダック指数が下げ止まり、半導体などハイテク株を中心に買い戻されました。前週末の大幅安の反動もあり、先物買いを交えて一時720円超に上げ幅を広げています。一巡後は戻り売りに伸び悩みましたが、時間外のナスダック100先物高がフォローになり、大引けにかけしましました。
下値の買い意欲の強さは確認
日経平均は25日線が下値支持機能を果たすかたちで急速に切り返し、上昇基調を維持しています。今晩は米ISM製造業景況指数、週末には米雇用統計の発表を控え、まだ波乱含みの展開がありそうでが、きょうの反発で下値の買い意欲の強さは確認されました。引き続き米長期金利を睨みながら、押し目買いスタンスで臨む局面でしょう。
三櫻工への追撃買いにとどめる
きょうはインデックス売買による大型株主体の動きで、アドテスト<6857>が急反発に転じた以外、中小型株中心の推奨銘柄には大きな動きはなく、三櫻工<6584>への追撃買いのみにとどめました。物色の流れと個別に当面の底入れを確認しながら、慎重に対応したい考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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