今回はなんとなく予感
週明け１２日の寄り付き前に、米国から快挙の報が伝わりました。松山英樹選手のマスターズ優勝です。私は今回のマスターズはなんとなく予感があって松山選手の活躍を期待していました。なので普段は初日、二日目はダイジェストしか録画しないのですが、今回は一日８時間の放送を４日間全て録画しました。
１０度目の挑戦で悲願達成
マスターズの会場、オーガス・タナショナルＧＣはどのホールも絵になる素晴らしいコースです。しかし今まで３３人の日本人選手が挑戦してきましたが、誰もが挑戦しては跳ね返されてきた難コースです。松山選手も１０度目の挑戦。しかしとうとう悲願達成です。サンデーバック９は池ポチャなどバタバタしたゴルフになったようですが、終わりよければすべて良しです。松山選手、本当におめでとうございます！！
住友ゴムが買い気配スタート
ということで、松山英樹選手と株式市場を考えてみましょう。彼の今年のクラブセッティングはドライバーがダンロップ製のスリクソン、フェアーウェーウッドやユーティリティはテイラーメイド製、アイアンはスリクソン、パターがスコッティキャメロン製です。ダンロップは２０１８年に住友ゴムに買収されました。そのため住友ゴム株<5110>が寄り付きから買い気配スタートとなりました。テイラーメイドとスコッティキャメロンはアメリカの会社ですので関係ありません。
穴株はグラファイト
関連銘柄として、ゴルフ場情報のゴルフダイジェスト・オンライン<3319>、プレー予約のバリューゴルフ<3931>、ゴルフコース運営やクラブメーカー、ウェアなどの関連でヨネックス<7906>、グローブライ<7990>、マミヤＯＰ<7991>、ゴールドウイン<8111>、アルペン<3028>、リゾートトラスト<4681>、リソル<5261>、グリンランド<9656>、ゴルフスクールのルネサンス<2378>の他、松山選手のスポンサーやパートナーなどの企業の野村ＨＤ<8604>、インディードジャパンを傘下にもつリクルートＨ<6098>、ＡＮＡ<9202>などが関連銘柄。穴株としての注目はグラファイトデザイン<7847＞で一時ストップ高まで買われました。
上級者やプロはシャフトにカスタム
今はどうか分かりませんが、松山選手がプロになった頃、クラブのシャフトを同社製にリシャフトして使っていました。アマチュアはシャフトを入れ替えることは珍しいと思います。ショップで購入する場合は重さや硬さを基準に最初から差し込まれている純正シャフトのまま使うのが普通。しかし、上級者やプロなどは、自分のスイングにシンクロしてくれるシャフトにカスタムします。
初速速く飛距離伸び方向安定
カスタムシャフトとはスイングに〝しなり感〟が合っていて力を余すところなくボールに伝えられるシャフトです。自分に合ったシャフトが装着されたクラブを使えば、単純にスイングしやすいだけでなく、必ずボールの初速が速くなり、飛距離も伸び、方向も安定するなど、ゴルフクラブにおけるシャフト選びはとても重要です。重さ、フレックス、トルク、キックポイントの要素から、自分のスイングに合ったシャフトを探して辿り着きます。
ゴルフ関連銘柄を押さえておく
今日はゴルフ談義だけですが、宮里藍選手の背中を追いかけた黄金世代が今の女子プロゴルフ人気につながっています。今後、松山選手人気でゴルフ人気が高まるかもしれませんので、これらの銘柄は押さえておきたいところです。
日々勇太朗
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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