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方向感乏しいが底堅い
週明け26日午前の東京市場は反発、日経平均は74円高です。国政3選挙で自民党が全敗したことは重石になりましたが、前週末の米国株高やアジア株が堅調に推移していることがフォローになりました。もっとも、本格化する3月決算発表を前に上値を買い進む動きはなく、薄商いに方向感に乏しい展開です。ただ、緊急事態宣言発出によるアク抜け感から空運や陸運など景気敏感株が買われ、半導体関連などもしっかりで、底堅さは意識されました。
決算と反応確認してから
主要企業については期待先行で上昇してきた反動で、決算発表でいったん出尽しになるケースが目立っていますが、決算発表後も大きく買い進まれる銘柄も少なくありません。投資判断は決算の内容と株価の反応を確認してからで遅くなく、また、直近IPOは業績観測が株価に織り込まれていないと考えられ、前場はオキサイド<6521>、QDレーザ<6613>、シキノハイ<6614>の3銘柄に追撃買いを入れました。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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