上値重いが促進し2万9000円台
3日の東京市場は続伸しました。日経平均は111円高です。小安く寄り付いたあとは下値に買いが入りすぐ上げに転じました。時間外の米株価指数先物高や中上海株が反発していることもフォローになりました。今週は米重要経済指標発表が相次ぎ、様子見に上値の重い状況に変わりはなく、買い一巡後は膠着感を強めましたが、2万9000円台を維持して引けています。
トヨタがこの日もけん引役
月次売上が減少したファーストリテの下落が指数を押し下げる一方、トヨタがこの日も最高値を更新し全般を牽引しており、レーザーテックなど半導体関連の上昇も目立ちました。海運、鉄鋼などは利益確定売りに上げ一服となりましたが、ワクチン接種加速に伴う経済正常化期待からJR各社や私鉄が軒並み高となるなど景気敏感株も底堅く、東証1部の騰落銘柄数は1498と7割近くを占めました。
オキサイドは急反発
推奨銘柄では前日大幅高のシキノハイ<6614>は信用取引日々公表銘柄に指定されたことで上げ一服となり、QDレーザ<6613>も後場ダレましたが、オキサイド<6521>は急反発に転じ、栗田工<6370>も高値をうかがう動きです。前場はQDレーザに追撃買い、アドテスト<6857>を買い直し、後場はオキサイドに追撃買いを入れました。引き続き出遅れ銘柄の戻りを待ちながら、個別に値動きを見極め、戻り売りをこなして高値を目指す銘柄で値幅を狙う考えです。
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
株式市場新聞 marketpress.jp 株式ニュースと話題の銘柄
コメント