ナンピンと抱き合わせ手持ち整理【正直じいさんの株で大判小判】

利益確定売りに小幅反落

２５日の東京市場は小幅ながら反落しました。日経平均は７円安です。前日の米株市場は主要３指数が揃って高く、ナスダック指数とＳ＆Ｐ５００指数が最高値を更新した流れを引き継ぎ買いが先行しました。ただ、足元の連騰で利益確定売りが出やすく、朝方に１６０円強上昇したあとは伸び悩み、後場は前日終値水準で膠着感を強めて結局、小幅安で引ています。

リバウンド基調は継続

もっとも、２万８０００円に接近すると戻り売り圧力が強く、短期的な過熱感も意識されていたことから、上昇一服は予想されていたことで、むしろ底堅い印象です。ＴＯＰＩＸは小幅ながらプラス圏を維持して引け、東証１部の騰落銘柄数は値上り１０１０に対して値下がり１０６１と拮抗、日経平均は２５日線を上回って推移しており、リバウンド基調は継続しています。

直近ＩＰＯに買い

推奨銘柄ではダイセキ<9793>が小幅ながら連日の最高値、前日にナンピンを入れたマクニカ富士<3132>は続伸しており、他候補銘柄もおおむね底堅く推移しました。当面はナンピンとの抱き合わせで手持ちを整理して態勢を立て直したい考えで、ステムセル研<7096>やアイドマＨＤ<7373>、日本電解<5759>の損益を確定、一方で全般に遅れて底が入ったブレインズテク<4075>やＡＩメカ<6227>、ベイシス<4068>など直近ＩＰＯに買いを入れています。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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