上値抵抗ラインに接近【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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買い先行も戻り売り

日昨日の東京株式市場は、ナスダックの1万5000ポイント抜けを好感し買い先行スタートとなりました。しかし、先週金曜日の安値から3日間で943円の上げとなったことで戻り売りが出てきました。また、6月15日高値、7月13日高値、8月12日高値を通る上値抵抗ラインに接近したことも要因でしょう。この右肩下がりの抵抗ラインを抜けねば相場にはなりません。

米国市場では中国株の上昇目立つ

24日の米国市場ではナスダックに上場しているJDドットコムが決算発表に際しての投資家向け会合で、中国当局による規制強化が事業に影響を及ぼすことはないことを強調したことで14.4%高となり、アリババ(6.6%高)やピンドゥオドゥオ(22.3%高)など中国株の上昇が目立ちました。

SBG浮上が抵抗ライン突破に必要

そのため東京市場でも中国企業に数多く投資しているSBGが買い先行となり、一時240円高までありましたが失速してしまいました。日経平均だけでなく、時価総額10兆円超企業なのでTOPIXへの寄与度も高いため、SBGの株価浮上が抵抗ライン突破に必要です。

マザーズが4日続伸

一方で先週19日に底入れを示唆する足が出たとお伝えしたマザーズ市場が4日続伸。昨日は25日線、5週線を捉えてきました。週足は先週の下髭陽線を中心に両サイドに窓をあけるアイランドリバーサル形状となっており、窓を埋めずに陽線を立てると明けの明星とした形となり、18日の日足陽線包み足に続き強気を示唆する型が追加されることになります。

サイバーセキュリティ大相場も

マザーズ銘柄では昨日急騰してしまいましたが、サイバーセキュリティクラウド<4493>に注目します。6連騰になっていますので押し目を待ちたいところですが、昨日の急騰で5週、13週、26週線を出来高を伴って一気に抜け出してきました。これら主要移動平均線を回復したのは昨年9月末以来のことで久々に大きな相場になるのではないかと思います。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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