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海外投資家買い越し解消
先週の東京株式市場は3週続落となりました。8月20日をボトムに急騰した相場は完全に往って来いとなりました。9月27日~10月1日の投資主体別売買動向をみると、海外投資家は現物株を4889億円、先物を1兆2615億円と都合1兆7505億円売り越していました。8月最終週から9月第2週の急騰では現物と先物合計で2兆474億円を海外投資家は買い越しましたが、先週も4日~6日まで続落しましたので、8月から買い越した額のほとんどを解消したものと思われます。
これから新政権への評価反映
市場では「岸田ショック」と揶揄する向きもいるようですが、スタートラインに戻ったことで、これから新政権に対する評価が反映されることになります。更に売り込まれるなら海外投資家の目は日本売り、徐々に上値を伺うなら政権への期待が再評価されだしたと見るべきなのでしょう。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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