衆院選アノマリー効果【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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新政権への評価は買いで反応

先週の東京株式市場は4週ぶりに反発しました。先週の当欄では、8月以降の上昇を吐き出して「スタートラインに戻ったことで、これから新政権に対する評価が反映されることになります」としましたが、衆院選を前に選挙公約が発表されたこともあり買いで反応した形です。1969年以降の衆院選では解散前日から投票日まで過去16回連続で値上がりしてきました。今回もこの選挙アノマリーに沿って順調にスタートしたということでしょう。

MACDのGC確認すれば押し目買い

NY市場もS&P500とナスダックが10月7日の戻り高値を抜け出してきたことで、9月の最高値からの調整局面が終わったものと思われます。日経平均もTOPIXもMACDのGCが近づいてきました。25日線の走る2万9350円近辺までは戻り売りも出てくるでしょうが、MACDのGCが確認されれば押し目買いスタンスに変わります。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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