13日の東京市場(大引け)

東証4|企業速報 証券市場新聞

13日大引けの東京市場は7日ぶりに反発、日経平均は前日比496円67銭高の1万7715円63銭で引けた。
ニューヨーク市場や上海市場の落ち着き、為替が1ドル118円まで円安となったことや中国貿易統計の内容を受けて幅広い銘柄が買い戻しの動き。個別ではヒトコム、フォーバル、デジアーツ、関電化、コーナンが値上がり率上位に買われ、トヨタやホンダなどの自動車、みずほ、三菱UFJ、野村の金融や日立、IHIなども高い。半面、さくらインターネットやジャステック、クリエイトSDH、コアなどが値下がり率上位に売られている。

日経平均は1万7000円を割らずに反発したことで、市場全般に安心感が高まっている。ただ、原油価格が昨日のWTIで一時1バレル30ドルを割れたことや、上海市場が買い一巡後に失速したことなどを考慮すれば不安感は拭えない。一段の戻りを試すには、為替を含めてこれらが落ち着くことを期待したい。
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