じっくり好決算銘柄の買い場探る【正直じいさんの株で大判小判】

Ｎダウ安受け大幅続落

２８日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は２７８円安です。前日の米株市場ではダウが反落した流れを引き継ぎ売りが先行しました。朝方に４００円超に下落したあとは下げ渋りましたが、中国株安も重しで戻りは限られました。ただ、５日線や２５日線の下値支持ラインを維持して引けており、リバウンド基調は維持しています。

決算発表は明暗分ける

きょうは推奨銘柄に大きな動きはなく、主要企業の決算と株価の反応を見守りました。決算内容はおおむね好調ですが、２Ｑ６割営業増益の信越化や通期上方修正のホシデンやスクリーン、ＮＲＩが大幅高に買われる一方、大幅増益ながら下方修正のファナックや市場予測に届かなかった富士通が大幅安に売られており、前日と同様に明暗を分けています。

半導体不足や原油高騰の影響

半導体不足や原油価格高騰の影響をどう読むかによっても変わってくるのでしょうが、決算内容と株価の反応を確認してからでないとうかつにな手を出せません。また、買われる銘柄はマドを空けて急伸するケースがほとんどで、じっくり好決算銘柄の買い場を探る方針です。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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