引き続き強い銘柄に絞り込む【正直じいさんの株で大判小判】

米株高引継ぎ大幅続伸

１６日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は６０６円高と約３週間ぶりに２万９０００円台を回復しています。注目のＦＯＭＣではテーパリング加速と来年の利上げ回数を１回から３回に引き上げられましたが、予想の範囲との受け止めで、米国株が大きく上昇した流れを引き継ぎました。ギャップアップして寄り付いたあとは戻り売りに伸び悩む場面がありましたが、後場はじり高歩調でほぼきょうの高値で引けています。

当面は２万９０００円台固め

海運株や半導体関連の上昇が目立つなど主力株を中心に買いが広がりました。ただ、インデックス主導の動きで東証１部の値上がり銘柄数は１６７６と８割弱にとどまっています。上値のフシになってきた２万９０００円台に乗せたことで年末ラリーへ期待が持てる状況ではありますが、ヘッジファンドなど短期筋による買い戻し主体の動きで、海外勢がクリスマス休暇に入ることから当面は大台固めということになりそうです。

三井ハイテクが連日の最高値

推奨銘柄では三井ハイテク<6966>が連日の最高値、ホトニクス<6965>やプラズマ<6668>は実質最高値をうかがう動きで、レーザーテック<6920>も堅調、日本電解<5759>は前日のストップ高水準を上抜いてきました。高値掴みを避けるため前場は売り買いとも手控えましたが、引き続き強い銘柄に絞り込んで値幅を狙う方針で、後場一段高の日本電解とプラズマに追撃買い、当面の底値を確認し出直り歩調にあるソフトバンクＧ<9984>に打診買いを入れています。

花咲 翁

提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
　

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