後場ジリ高で高値引け
23日の東京市場は大幅に3日続伸しました。日経平均は236円高です。前日の米株市場でダウなど主要株指数が大幅に続伸した流れを引き継ぎ買いが優勢でした。前場は戻り売や利益確定売りに上値の重い状況が続いていましたが、後場に入るとジリ高歩調になり、きょうの高値で引けています。クリスマス休暇入りで市場参加者が少なく、東証1部の売買代金は概算で1兆8853億円と2兆円割れながら、閑散に売なしの状況のなか先物への買戻しが指数を押し上げました。
中小型株個別物色さらに盛り上がる
半導体関連の主力株が上昇したほか、空運や海運、機械などの景気敏感株も買われ、個別に材料の出た銘柄の上昇も目立っています。マザーズ指数は小幅反落ながら、直近IPOへの物色が盛り上がり、新興市場にも活気が戻ってきました。日経平均は25日線を明確に上回ったことで年末高へ期待が高まっており、今晩の米株市場が落ち着いた動きなら、あすは一段高に向いそうです。個人主体の中小型株の個別物色はさらに盛り上がるでしょう。
プラズマが実質最高値
推奨銘柄についてはプラズマ<6668>が実質最高値更新、レーザーテック<6920>やフルヤ金<7826>も最高値をうかがう動きで、直近IPOの湖北工<6524>は連日でストップ高に買われました。引き続き切り返しから高値抜けが期待できる強い銘柄と初値が安く抑えられた直近IPOの修正高も狙う方針で、あす上場のIPO7銘柄を注視していきます。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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