反発も日銀会合前に手控え
週末26日午前の東京市場は反発、日経平均は151円高です。前日の米国株市場で1~3月GDPの伸び鈍化を嫌気しダウは大幅に下落する一方、エヌビディアなどハイテク株が買われ、引け後に決算を発表したアルファベットやマイクロソフトが時間外取引で急伸したことから売り買い交錯ではじまりました。前日終値水準でもみ合った後は時間外の米株価指数先物堅調に推移してることで、ジリ高歩調になりましたが、日銀金融政策決定会合を前に積極的な売買は手控えられています。
金融政策の影響を含めて候補銘柄をチョイス
米ハイテク株高を受け半導体関連に高い銘柄が目立ちましたが、前日に決算を発表した信越化学は1Q2ケタ減益見通しが嫌気され大幅続落、ディスコは今期6割営業増益を見込んだものの、朝高のあと下げに転じています。主要企業の決算の内容と株価の反応を確認しながら次の候補銘柄をチョイスしていく考えですが、日米金融政策の影響を含めて状況を判断したい考えで、前場は国土交通省の大規模技術実証事業に採択されたQPS研<5595>への追撃買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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