投げ売り殺到も【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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パウエル会見タカ派で底割れ急落

昨日の東京株式市場は底割れ急落となりました。注目の米FOMCの声明は概ね市場予想に沿ったものでした。利上げは間もなく適切になるとして3月利上げを示唆しました。テーパリングは3月で終了し、資産圧縮は利上げ後に開始するとしました。ただ、パウエルFRB議長の会見でインフレ抑止を強調し、利上げペースについて言質を与えなかったことからタカ派と捉えられました。

ダウ夜間取引下落し日経平均値崩す

26日のNY市場はダウ平均が0.37%安、S&P500が0.14%安する一方、ナスダックは0.02%高で取引を終えましたが、この日の高値からは大きく値を消し、東京時間のグローベックスNYダウ夜間取引で500ドル近い下落となったことで、日経平均はズルズルと値を崩してしまいました。

売られ過ぎ水準も相当な追証発生

日経平均は25日線から7.4%のマイナス乖離となっており、売られ過ぎ水準に入ってきました。ただ、減ったとはいえ1月21日現在の信用買い残は3兆4173億円と高水準に積み上がっており、昨日の急落で相当な追証が発生したものと思われます。

売買代金高水準なら目先底打ち

本日は週末ということもあり、もう一段投げ売りが出てくるかもしれません。しかし、昨日の売買代金が3兆8216億円に膨らんだことでも分かるように、本日も売買代金が高水準となるならば、目先的な底打ちは近いと感じます。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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