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３日続伸も伸び悩み
１日の東京市場は３日続伸しました。日経平均は７６円高です。前日の米株市場で主要株指数が揃って高く、特にハイテク株の上昇が目立っていたことから、半導体関連などハイテク・グロース株への買いが指数を押し上げ、前場中盤に４００円を超える上昇となりました。ただ、時間外の米株価指数先物安や円高が重しになり、当面の利益確定売りや戻り売りに伸び悩み、後場は小高い水準で膠着感を強めています。
下値拾われ底堅さは意識
前日に続いて海運株の上昇が目立つ一方、好調な受注を発表したレーザーテックが朝高後に失速したことがグロース株への利食いを誘発しており、東証１部の騰落銘柄数は値上がり９１４に対して値下がり１１９３と値下りが上回りました。売買代金は概算で３兆４０８２億円をこなし下値を拾う動きもみられ、日経平均は２万７０００円台を維持しており、底堅さは意識されています。マザーズ指数も上げ幅を縮めましたが２％近く上昇して引けました。
推奨銘柄に一通りナンピン
米国ではアルファベットやアマゾンなど大型グロース株が決算を発表することから、株価の反応と物色の流れを確認する必要があり、週末に発表される１月米雇用統計も警戒されています。全般出直り基調が続いており、推奨銘柄には一通りナンピンを入れましたが、慎重に対処したい考えです。
花咲 翁
提供：株式市場新聞社 marketpress.jp
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