昨年の不人気株を狙う【転ばぬ先のテクニカル】

転ばぬ先のテクニカル|証券市場新聞
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3日続伸も失速

昨日の東京株式市場は3日続伸となりました。日経平均は一時2万7410円高値までありましたが、その後は失速。昨日もお伝えしましたが、1月相場の急落に対する38.2%戻しが2万7319円で、一時的には上回りましたが、終り値ベースでは割り込んでしまいました。一旦は1/3戻し近辺では戻り売りに押されるというのは仕方ないことでしょう。大引けは前日比76.50円高の2万7078.48円と高値から332.31円押し戻されました。TOPIXも同様に一時1920.07ポイントまで上昇後1896.06ポイントと失速しています。

低PER急騰の一方高PER寄り天

このところお伝えしてきましたようにNY市場は先週21日の下髭陽線を立てたことで目先は底入れ。東京市場も28日に陰の陽孕みとなったことで目先底入れ反転となりました。足元で本格化してきた本邦の決算発表は概ね好調推移。低PER銘柄は急騰するケースが多いのですが、値嵩の高PER銘柄はほぼ寄り天で崩れるケースが目につきます。昨日のレーザーテック<6920>などは決算を受けて寄り付きから買い向かった投資家は心が折れたことでしょう。

金融相場から業績相場へ

1月5日高値以降は15日下落に対し、3日間の戻りとなりました。戻り日柄が浅いため、戻り売りをこなしながら今後は2万7000円台固めに移るのではないでしょうか。上述のように物色銘柄に変化の兆しがでてきました。金融相場から業績相場へと移りつつあるようで、今後は昨年活躍した銘柄は戻り売り対処、そして押し目狙いは昨年不人気だった割安株へと移るように感じます。

大平洋金、Jパワーの押し目狙い

好決算を受けて急騰した大平洋金属<5541>やJパワー<9513>の押し目を狙いたいと思っています。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
 

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