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米長期金利上昇警戒し反落
週明け7日の東京市場は反落しました。日経平均は191円安です。米長期金利上昇への警戒感から売りが優勢でした。米株市場ではアマゾンが買われナスダック指数が上昇したものの、この点は織り込み済みで米10年債利回りが1.93%台まで上昇したことを嫌気して、高PERの半導体関連など値がさハイテク株中心の下げが目立っています。一方で銀行や保険、資源関連には買いが入りましたが、海運が利益確定売りに押されたことが場味を悪くしました。
三和油化への買いにとどめる
ただ、朝方に340円超に下落し、節目の2万7000円に接近したところからは押し目買いに下げ渋っています。東証1部の売買代金は連日で3兆円を上回っており、底堅さは意識されました。原油市況高騰によるインフレ高進への警戒感から、米長期金利の先高観は強く、手を出し辛い状況ではありますが、企業業績は好調でピークを迎えた3Q決算の内容と株価の反応を確認しながら好業績低PER銘柄を狙っていく考えです。きょうは三和油化<4125>への追撃買いにとどめました。
花咲 翁
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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