注目点は4日安値を守れるか
昨日の東京株式市場は反落しましたが、安値は2万7085円と4日の安値の10円上で止まりました。日足は陽の陰孕みですが、高値圏ではないので問題ありません。ここでの注目点は4日安値を守れるのかどうかです。ここを割り込んでしまうと2日の2万7564円でリバウンド終了の可能性が高まります。その場合は1月27日安値の2万6044円に対する二番底形成へと進むか、単なる下げ相場の自律反発が終わり、更に下堀りへと向かう可能性が出てきます。
日米ともに下降トレンドは離脱
NYの主要3指数も同様で、NYダウは2日に75日線タッチで頭打ち状態。S&P500は2日に25日線タッチで頭打ち状態。ナスダックは4日に反発しましたが、5日線割れ状態となっています。ただし、日米ともに主要株価指数は先週4日続伸したことから、右肩下がりの下降トレンドラインから離脱しており、簡単に底割れするとは思えません。
ジリジリとリバウンド継続
2月3日の重要変化日を通過し、今回、相場に大きく悪影響を及ぼしたと思われる水星逆行(1月14日~2月4日)が順行に戻りました。次の水星逆行は5月10日~6月3日であり、それまではジリジリとリバウンドを継続するのではないかと考えます。
日本郵政はまだまだ割安
個別は日本郵政<6178>に注目します。チャートでカップウィズハンドルから上放れてきました。3月期末に年1回の50円配当予定であり、予想配当利回りは4.8%。PER7.9倍、PBR0.28倍でまだまだ割安と判断しています。
日々勇太朗
提供:株式市場新聞社 marketpress.jp
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