星野三太郎の株街往来~改めて問われる危機意識

大証|企業速報 証券市場新聞

今年に入ってからも全国各地で地震が発生しており、21日午後には鳥取県震度6弱の地震が発生した。筆者が地震発生時にいた大阪市内は震度4を記録し相当の揺れを体感した。阪神淡路大震災を含めて過去に何度か大型地震を体験したが、毎度感じることは地震が発生しても驚くだけで何もできないこと。スマホに緊急地震速報が鳴り響いても呆然としてしまって机の下に隠れることすらできなかった。1995年の阪神淡路大震災当時は携帯も普及していなかったから緊急地震速報も存在しないが、数十年前もIT化進んだ現在でも変わらないのは常日頃の危機意識と緊急時にどれだけ行動できるかだろう。
阪神淡路大震災から21年、東日本大震災から5年が経過し、活断層を含めて地震の研究は進んだ。大阪市内でも新しいビルが立ち並んでいるが、地方に行くと昭和の時代の木造住宅が多く立ち並んでいる。地震の怖さは実感しても、耐震補強などの備えはコスト面もあり進んでいないのが現実だ。東京五輪でのコスト増が問題となっているが、政府主導で災害対策でかけるべき投資は必要だろう。

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