米長期金利ピークアウトか?【転ばぬ先のテクニカル】

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日足ローソク足は下髭陽線

昨日の東京株式市場は続落しました。日経平均は一時2万6000円割れとなりました。安値は2万5773円まであり、3月16日~17日に残していた日足の窓を埋めました。その後、押し目買いが入り日足ローソク足は下髭の陽線形成です。

株が見直される可能性

ナスダックの下落が続いており、お伝えしていた36カ月線のところまで落ちてきました。ただ、債券は10年債で一時3.177%まで金利が上昇(価格は下落)しましたが、その後は買われて3.038%まで低下したことは良い傾向です。金利上昇が株を売る理由として意識されてきましたので、資金が株などから債券に逃避した側面はありますが、金利上昇がピークアウトしたならばゆくゆくは株が見直される可能性が出てきたとも考えられます。

米10年債は「陰線包み足」

米10年債のローソク足チャートを見ると、一昨日の陽線を陰線で包む「陰線包み足」となりました。高値圏での包み足は下降転換の可能性の高い足であり、ピークアウトしたのかもしれません。ナスダックの36カ月線タッチと併せて注目段階を迎えました。

ニューヨークは売られすぎ

尚、昨日段階でニューヨークに上場されている銘柄の40日移動平均線より上に位置している銘柄は全体の20.82%となったということです。一般的に20%未満は売られすぎのマーケット、と一般的に解釈されています。目先は投げが一巡し、リバウンド機運の高まりが期待できそうな流れになってきました。

日々勇太朗

 

提供:株式市場新聞社 marketpress.jp

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